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「地方議会議員のための政策力向上セミナー」 19.7.26 浜松町貿易センタービル 「どうすれば地域の交流人口が増えるのか?」という研修を受講してきました。 講師の菅原達也氏は、とても気さくに私たち3人の受講生に教えてくださいました。 外務省~JTB~英国ウエールズ大でMBAを取得。株)ナレッジハウスを設立し、大正大学の地域創生学部にある地域構想研究所の客員研究員という方です。全国様々な地域の再生や地域振興アドバイザーとして活動されている中で、失敗例も率直に教えてくださいました。そして自らもコンサルタントとして、計画まですべて作ってしまう(自治体が丸投げ)ことは間違いであり、自治体や住民が実践する「まちづくり」の環境を整えることがコンサルタントの役目だ!と力説されました。以下、特に印象的な学びを報告します。 ① 国・県・市の助成金=3年目までで打ち切るべき! 1年目は調査・研究。 2年目はその結果を踏まえて事業計画(プログラムをつくる)。 3年目は計画実行の主体を組織化。4年目以降は自立し、やり続けること。情報発信を続けるべき=やらないより、やって失敗するほうが今後に生かせるから。 *失敗する原因=合意形成がなされない=組織が確立していない 難しい文言はNG。簡単なスローガンで充分。合言葉を言えるようになる =合意形成! ② 自治体行政にマーケティングは必要 1、 どんなお客に来てほしいか(移住も)ターゲットを明確にする 2、 自分の住む地域の何が「押し」か(優位か) 3、 プロモーション==売り込み・宣伝 4、 発信する主体(自治体)の本気度 ③ 観光の定義…従来の大手旅行会社がやる着地型観光では不足 (見る・食べる・買う・泊る)・・・これでは足りない + 交流・共感することが「ニューツーリズム」 *現在ある資源を体験型・交流型の商品プログラムで開発・販売していく。 そのためには「地域人材」をつくる=語り部など…リピーターは「人」につく。 *観光まちづくり実践構想のキーワード 1、住民が主役 2、目標は持続可能なまち=3年目以降も続けること 経済活性化・住民の生活快適に・自然を大切に *実際に我が横手市について参加者でワークショップをしました。 1、まず観光資源を4つに分類します。 *地域資源を分類①自然環境・景観 ②歴史・文化財 ③食・特産品 ④人や生活文化・・・各項目を5~10程度抽出する *抽出した項目の評価…身内(内部)と外部とで 内部:愛着度と自慢度 外部:認知度と魅力度 2、分類した結果にストーリー性を持たせる=地域のブランド化→地域の認知度とイメージアップによる市場優位性(他の地域との差別化・競争?)… 地域住民・人が大事 ここまでの作業を振り返り(最初は外部の知名度が低くてもかまわない) 地域の宝と人材をプログラミングする→着地型観光に→3年目には組織を作る Destination marketing organization か 会社組織を! *助成金をあてにし打ち切られたら事業を終えるのでは地域の発展はない! 地域おこし協力隊の導入も視野に入れて、本気で取り組まなければ、地方自治体は今が正念場だと痛感しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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