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厚生常任委員会の研修視察2日目



  
「厚生常任委員会の行政視察2日目」


 12月20日は「子ども・若者の居場所づくり」をテーマに、川崎市子ども夢パークとフリースペースえんを視察しました。
 南武線津田山駅から徒歩5分、9871平方mの広大な工場跡地に2003年オープン、2006年から「川崎市子ども夢パーク共同運営事業体」(公益財団法人川崎市生涯学習財団とNPO法人フリースペースたまりば)が指定管理を受託しています。
 「川崎市子どもの権利に関する条例」を具現化する場・自分の責任で自由に遊ぶ場・ありのままの自分でいられる場として、年間9万人が来場。次の3本柱で成り立っています。

①子どもの活動拠点…スタジオプロジェクトや横丁会議など子ども達の自主的な活動の場。川崎市子ども会議とも連携し市長に提言している。

②プレーパーク…「ケガと弁当自分持ち」!で自由に遊ぶ冒険遊び場を常時開設。井戸からの水を自由に使い、火起こしをし、木材を使って小屋を建てる……。

③フリースペースえん…月〜金曜日に開設し登録制の不登校児童生徒の居場所で、連続・単発の講座などから子ども自身が選択し一日の過ごし方を決める。
という中身ですが発端は、不登校問題で、年々生徒間暴力が増加し、今や小学2年生がいじめと加害のピークになっていて自死も大人より増えてきたことで、貧困による育児放棄と過干渉の両方から子どものストレスが増大しており、それを軽減するには「遊びと暮らしの主体を子どもが取り戻せる」ようにする必要性がある!とのことでした。気付かれにくい子どものSOSをキャッチすることの大切さを強調されました。そして「社会的自立」とは学校に復帰することではなく(安心して通える学校なら子ども達は行きたいのです)「生きている」ただそれだけで祝福される自己肯定感を育む居場所づくりが必要なのだ!と教えてもらいました。しかし開設してからの7年間ほどは「ただ遊ばせるだけでいいのか」などの批判もあったそうです。


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