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厚生常任委員会の研修視察



  
「厚生常任委員会の研修視察」

 12月19日、杉並区の複合施設「ウェルファーム杉並」を視察しました。
 荻窪駅近くの元税務署という国有地6300平方メートルに4階建ての複合施設棟と3年後に開設予定の特別養護老人ホーム棟が占められています。「誰もが気軽に利用できる福祉と暮らしのサポート拠点」という位置付けです。
 ☆暮らしの困りごとを相談したい。☆趣味や子育てなどの仲間と交流したい。☆地域の中で何か活動したい。という声に応える目的で、乳幼児と保護者のための「子ども・子育てプラザ天沼」。生活自立支援窓口。就労支援センター。市の福祉事務所と社会福祉協議会の事務所。成年後見センター、消費者センター。区民集会所、ボランティアセンター。そして地下には駐車&駐輪場と災害備蓄倉庫があり、市直営とNPO法人などへの委託とが混じっています。
 特養ホーム棟には診療所や訪問看護ステーション、看護小規模多機能型居宅介護事業所が入る予定で既に受託法人が決まっているそうです。

 ここで注目するのは「在宅医療・生活支援センター」が直営で今年4月に開設されたことです。

 高齢者をはじめ、障害者分野、保健分野、子ども家庭分野と個々に支援してきたシステム(横手市も然り) を「縦割りの支援から、横串の支援へ」と発展させて、各関係機関からの意見や専門家の助言を踏まえ、在宅医療・生活支援センターが一つの支援計画を作成して、その計画に基づき関係機関が世帯を丸ごとサポートするのだそうです。
 このような①在宅医療・介護連携②包括的支援③地域支えあい連携…の3部門で構成される機能を持つセンターは全国的にも珍しく、専門家集団をはじめ、地域で活動する様々な協議会とどう連携をとるかを実践中とのことです。
 横の連携(横串し)と一口で言っても制度上の壁は厚く、定期的に会合を持つのも簡単ではありません。センターでは困難事例100件をまず事前調査し、情報提供➡情報共有➡関係機関が役割分担〜と地道な努力を積み重ねて来られていることが伝わってきました。
 複数の問題を抱える住民の課題解決には行政だけでは限界があり、だからこそ地域での支えあいの活動を広げるための環境づくりをする部署の実践は容易くはないけれども、横手市の私達も取り組まなければならない課題であり、大変参考になりました。
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