「まちandまちこのhotnews」



行政視察 報告①、②
(新居浜市)


  
「行政視察にいってきました。次のように報告します」

         厚生常任委員会 行政視察 報告   2019,7,3~5
新居浜市=江戸時代の別子銅山に始まる住友グループの城下町
     面積:234.5㎡(横手市の約1/3)/人口:11万9000人
     1世帯当り人口2.07人(横手市は2.61人)。年間出生数:1000人

「エンゼルヘルパー派遣事業について」新居浜市福祉部子育て支援課
(視察の背景:昨年、ヤングママと議員との意見交換会で出た問題の中で、核家族等の親が急な体調不良の際、子どもをみてくれるシステムがほしいとの声)

平成26年の新居浜市市民アンケートで「育児等に不安あり」の回答=8.3%
 新規登録者数:27年度から毎年30人前後(数ある子育て施策の1つとする)
市内の介護事業所に問合わせ、高齢者の訪問ヘルプを実施している所に委託。
内訳は家事援助が多い。他に授乳や沐浴介助・受診健診同行・相談
原則産後6カ月まで1日1回、2時間以内で10回が上限(多胎児=産後12か月まで20回上限)。月曜~金曜の午前9時~午後5時(年末年始除く)
利用料:1時間500円(1時間未満でも1時間利用の扱い)
    キャンセル料は前日17時までは無料。それ以外は必要。
できないこと:ヘルパーと子どもだけでの留守番(託児ではないので)
        病児・病後児の家庭にヘルパーを派遣すること
        車での送迎・金融機関における金銭の出し入れ
ポイント:母子手帳交付時に申請の説明をし、各種相談を受け入れる。
      その時点から以降も、保健師がかかわる重要性が大きい。

感想:住友グループの社宅等で住民がまとまりやすいという特徴があると思うが、認定こども園3か所・公立保育所10、私立保育所16、小規模保育所3、事業所内保育所2、認可外保育所3、公立幼稚園2、私立幼稚園6、へき地保育所1という充実さを誇り、更に各地域に児童センターが多数あって、独自に様々な取り組みをしていることに驚きを覚えた。
 それでも出向かず引きこもりがちな親子に対してどう繋がるかという課題解決に、エンゼルヘルパーの存在が一翼を担っていることを学んだ。


「合葬式納骨施設の運営について」…新居浜市環境部環境保全課
(背景:昨年の意見交換会で市営墓地の管理や墓じまいの意見が出たことから)
新居浜市平尾墓園の経緯
 昭和45年:市街地整備に伴い町村に散在していた墓地をまとめる。
 昭和50年:墓地不足の世情により市民要望に応える形でコンパクト型に造成。
 平成16年:豪雨災害で4か所流失→安定的提供にあたり団塊の世代増加に
        伴い集約型にするか市民の意向調査
 平成20年:事業費1億1025万2880円・年間維持管理費104万7276円
 平成30年:解放期間中は業務委託で入室管理として1人が常駐(納骨時も)
合葬だけでは市民から受け入れられがたいと判断し、希望により一定期間は納骨壇で区分し、個別の法要等を行うことが少なくなる年数を超えた後(約25年)に合葬する(そのために屋内型合葬式納骨施設とした)
すでに市営墓地内に墓があり、市に返還して合葬墓に入る場合は料金減免
(一体用納骨壇:1万500円/年・二体用納骨壇:2万1000円/年
 合葬室:一体につき1万500円…ここは永代)
防犯防災対策は?…火気もなく、前面は防犯ガラスで警備保障は必要無し。
          土砂の流入は限定される想定。まわりに民家無し。
使用料の滞納対策は?…納入を領収証で確認してから許可証交付のため滞
                 納は生じない。
今後の開発は?:納骨壇はアルミ製で循環できるため、法要が済む約25年後
            には合葬墓に遺骨を投入できるので増やす考えはない。

感想:はじめこそ宗教団体からの抵抗はあったと聞くが、全宗教でも受けいれ可能な施設であり、大変合理的な施策と思った。
 新居浜市の暮園は、隣に大規模なサッカー場があり、市民に身近な公園であることが、ともすれば暗いイメージを持たれる合葬墓のあたらしい名所施設!になる要素だろうと思われた。

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