さかえ地区徘徊見守り訓練
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「さかえ地区徘徊見守り訓練」
10月4日、朝からさかえ館に50人ほどが集まって、地域包括支援センター主催の「徘徊見守り訓練」がありました。民生委員・地域の人々・秋田銀行のスタッフそして私たちのような社会福祉協議会に属する福祉協力員で7テーブルに分かれてのグループワークです。

初めに「認知症とは?」の基礎講座。保健師さんによるクイズ方式でとても楽しく勉強しました。2019年9月時点で横手市の人口89102人のうち65歳以上が33465。その15%が認知症。13%がその予備軍で合計9370人が当てはまり、私もその一人かも!予備軍に相当する10項目の中にある「ちょっとしたことでイライラする」「新しいことを覚えられない」…これはまさに今の自分!とゾーっとします。
この類の訓練にはこれまで3回参加したのですが今日は最もズシンと心に響きました。警察署の生活安全課から徘徊~不明者の実態も伺い、改めて見守り=安全安心な地域づくりだと納得しました。
「認知症サポーターとは」
①認知症を正しく理解する(頭の中はいつも嵐が巻き起こっている状態なので本人は不安で困っている)
②偏見を持たない(老化現象ではなく脳の病気である)
③当人・家族を温かく見守る(認知症の介護は「合わせ鏡!」介護者の背精神状態が直接当人に映る)。
具体的には「3つのない」=驚かせない・急がせない・プライドを傷つけない。そして「愛情」の反対は?・・・「無関心」という言葉が衝撃でした。だから「ん?」と疑問がわいたら即「110番」か、市の包括支援センター(35-2160)に連絡してほしいとのことです。
包括支援センターの職員さんたちによる寸劇がリアルで上手で、笑い転げながらも真剣に鑑賞した私たち参加者でした。
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