被爆体験証言者と高校生との共同制作による原爆の絵
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「被爆体験証言者と高校生との共同制作による原爆の絵」
新日本婦人の会など、平和を希求する全国の市民団体が、この夏も「平和の波」行動をしています。私たち横手の新婦人は県南男女共同参画センターのコーナーをお借りして、今まで展示してきた「被爆者の写真パネル」から一歩前進させ、高校生たちが被爆体験者の方々の証言を聴いて、それを絵画にした作品のコピーを入手しました。


年配の語り部の方々が、原爆の悲惨さを若い世代に語り継ごうと勇気を振り絞って高校生たちに話してくれたことに深い感謝を覚えます。そしてその証言をまっすぐな心で受け止め、鮮烈な色をもって描いてくれた若い世代が、この日本に育ってくれていたことをありがたいと痛感しました。

この展示を見て感想を書いてくれた市民の方々の文章にも感動します。どんな理由があろうと戦争は絶対にしてはいけない。まして現代は、76年前の原爆の数千発分も地球上に存在するのですから核兵器は禁止しなければなりません。「核抑止」と日本の政府は未だに言っていますが核をもって抑止するということは「目には目を」「核には核を」と報復を前提にしているのですから、殺し合いなどではなくこの地球から「誰もいなくなる」ことに繋がるのです。
普通に考えれば誰にだって理解できそうなことなのに…情けない思いでいっぱいです。でも諦めたらダメ!これからの子どもや孫たちのためにも粘り強く頑張らなければ!!
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