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「終戦記念日によせて 街頭からの訴え」 ![]() みなさん、私は、横手市で活動している新日本婦人の会からお話します。 私たち新日本婦人の会は、女性と子どもの幸せと平和や暮らしの向上を願って、日本全国のあらゆる地域に班を持ち、57年間、草の根で活動している国連NGOの女性団体です。 ただいま、横手市内に住み、平和を願って様々な活動をしている市民団体と一緒に、平和憲法の改悪を許さない署名、そして核兵器禁止条約の批准を求める署名を呼びかけ、お願いをしているところです。 戦後75年が経った今日の終戦記念日は、新型コロナウイルスの世界的大流行を意味するパンデミックのさなかに迎えることになってしまいました。命と暮らしの困難に直面する今こそ「平和的生存権」や「両性の平等」などを定めた日本国憲法の理念を活かすときではないでしょうか! 安倍政権は、コロナ禍に乗じて、憲法に「緊急事態条項」を書き込む新たな改憲策動を強めています。さらに、安倍首相は、秋田市新屋と山口県に予定したイージス・アショアの配備を断念すると同時に、新たな「敵基地攻撃能力」の保有に向けた検討を宣言しました。この「敵基地攻撃能力」とは、攻撃されてもいない段階で相手の国の基地を攻撃する、国際法違反の先制攻撃であり、憲法9条をないがしろにする危険なものです。 アジアの国々を見ると、韓国ではアメリカ製戦闘機の購入予定費など約1600億円を、全国民を対象にした給付金や中小企業支援などの新型コロナ対策の財源にしました。インドネシア・タイ・フィリピンでも同じ方策で、軍事費を見直しする動きが広がっています。 皆さん、急ぐべきは憲法9条の改憲や大軍拡ではなく、新型コロナ対策ではありませんか!野党が一致して要求する、憲法53条に基づく臨時国会をただちに開くべきではないでしょうか! 自民党の改憲案が提示されても、女性と市民と野党が力を合わせ、これまで5回の国会で連続して拒んできました。コロナ対策は憲法を生かしてこそ進むものだという事実を世界各国から学びましょう。そのためにもぜひ「安倍改憲ノー! 改憲発議に反対する全国緊急署名」のご協力をお願いいたします。 そして皆さん、今年2020年は被爆75年目でもあります。一昨年ローマ教皇が長崎・広島を訪問し、核兵器廃絶への強いメッセージを発しました。人類生存の脅威となっている温暖化問題と核兵器廃絶問題の解決は緊急の課題です。世界中がコロナ禍で苦しんでいる中でも大変な工夫を凝らしながら、今年の原水爆禁止世界大会には世界の国々からたくさんのメッセージが寄せられ、TVでは今年初めて明らかになった記録も公表されました。当時の日本が無条件降伏をしない場合は、第3の被爆地として東京が投下目標にされていたこと、そして爆弾投下の責任者が被爆した広島・長崎の実態を目の当たりにした衝撃も報告されました。75年後の現在は、当時の数百倍もの威力を持つ核兵器になっており、文字通り、「如何なる核兵器も地球上からなくさなければならない」のです。成立から3年を経た「核兵器禁止条約」は、調印が82ヵ国、批准が44ヵ国となり、条約発効の50ヵ国は時間の問題で、発効は世界の圧倒的多数の声となっています。 しかし、日本政府は、唯一の戦争被爆国でありながら「核を持つ国と持たない国の橋渡しをする?」などと無意味な逃げ口上に終始し、未だに「核兵器禁止条約」に反対しています。 皆さん、国・国家とは、私たち国民一人一人が平和のうちに幸せに生きてこそ初めて成り立つものではないでしょうか? どうか今日8月15日の終戦記念日にちなみ、平和を願う2つの署名にご協力をお願いいたします。 ![]() |
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第41回保育研究所研究集会 | |||