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横手市成人式を巡って


 「横手市成人式を巡って」

 横手市では8月15日の終戦記念日に成人式をする習わしがあります。
 しかし今年はコロナ禍の下、首都圏から新成人が帰省することに市民の間で心配の声があがっていました。国や首都圏の状況を見ながら、6月当初は感染者数が減少傾向にあったことや緊急事態宣言が解除されたことなどから市当局は「例年通り8月に式を挙行する」と通知を出していました。
 ところが、どんどん感染者が増え、無症状の若者が帰省することによって、高齢化の著しい横手市では危険性が高い!と市民が憂慮し、やむに已まれず市内の女性団体が口火を切って「中止」と市長が明言することでしか保護者は新成人を説得できないのではないかとの思いから署名活動を始めました。そのいきさつを報告します。

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                                 令和2年7月20日
   令和2年度成人式開催の中止を要望します
横手市長 高橋 大  様
                      横手市母親連絡会会長  佐藤 誠子
                      新日本婦人の会横手支部 高階 泰子
                     横手市商工会婦人部長  大庭 喜美子 
少子化について学ぶ会  三橋 由美子

要望趣旨
 去る1月16日に国内初の新型コロナ感染者が確認されて以来、半年が経過しました。この間、コロナ禍は私たちの生活を激変させ、多大な不安と緊張の日々を強いてきました。一旦沈静化に向かったかのように見えた感染状況も首都圏を中心に7月に入ってから3桁の新たな感染者数が続き、日々感染拡大の様相を呈しております。しかもその半数以上が20代30代の若者で、無症状のケースも多く、市中感染の恐れが高まっております。そんな中、来たる8月15日の横手市成人式の通知が新成人宅に配達されたことに大きな驚きと危惧を禁じえません。どんな感染予防策を講じても、首都圏在住が多く見込まれる新成人に格好の帰省の機会を提供することは、3世代同居家庭の多い当市の高齢者を感染の危機にさらすも同然です。当市の医療体制で、一旦クラスター感染が発生すれば医療ひっ迫は必至です。4月16日を最後に、県内で一人の感染者も出さず今日に至っているのは、「感染しない、させない」をモットーに、人生の様々な節目に関わる「集い」や「祝い」の場も苦渋の決断で見送った住民の協力があったからこそではありませんか。横手市民の安全と命を守るお立場から、何卒成人式の中止の御英断を切に要望いたします。

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                              令和2年7月21日
関 係 各 位
                横手市母親連絡会会長   佐藤 誠子 
                 新日本婦人の会横手支部長 高階 泰子
                 よこて市商工会女性部   大庭 喜美子
                 少子化について学ぶ会   三橋 由美子

   令和2年度成人式開催の中止要望について(御礼)
 この度は、表記の要望達成に向けた署名活動に多大なご尽力をいただき、心より感謝申し上げます。
 新成人宅に式の通知が届いたことを知って急遽立ち上げた私たちの活動でしたが、報道でご存じの通り、さる7月16日に市長から本年度の成人式を1年延期する旨の発表がありました。この急展開の社会背景として、拡大の一途をたどるコロナ感染状況や「GO TOトラベル」への強い不安を訴える一般からの反応等が挙げられますが、この署名活動に寄せられた皆様の思いも大きな追い風の要因になったことと信じております。わずか5日足らずの期間でしたが、お陰様で589名分の方々の署名を頂いたことをご報告申し上げます。
 本来は式の中止を迫るべく設定された7月20日の市長との会見でしたが、急遽市長の決断を評価する場としての面会に変更し、活動報告として署名を提出してまいりました。会見の席上、市長は、このコロナ禍のもとでギリギリまで成人式開催にこだわった理由として「横手市で多数を占める我々大人の“常識”や“良識”で、少数派の若者の行動を起こす芽を摘んでしまってよいものか」というご自身の見解を繰り返し述べられ、残念ながら私たちの「命の安心があってこそ」の思いは共有していただけなかった感があります。
 今後も、私たち市民の意を市政に届ける必要が生じるような際には、パイプ役としてお役に立てるよう気持ちを新たにしております。
 この度のご協力、ありがとうございました。



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