令和元年度秋田県市議会議員研修会
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「令和元年度秋田県市議会議員研修会」
11月19日県内の市議会議員が一堂に会して研修しました。
今年の講師は会津若松市の元議長、目黒氏。私達にとっては全国の議会改革推進トップリーダーの一人です。すっきりと分かりやすいお話は長年の実践から導き出された内容でした。珠玉の言葉を自分なりにまとめ、報告します。
まず「議会改革とは?」=「議会活動の活性化」その目的は「住民自治の充実による住民福祉の向上」であり「議会のトリセツ」~見て知って参加するための手引き書~を市内に全戸配布したそうです。改めて「議会の役割」とは①監視機能②政策立案機能③民意吸収機能の3つを確認させて頂きました。
これらの役割を果たすために、どんな仕組みを作り住民自治の充実に繋げるか?というテーマで私達横手市議会も取り組み、模索している状況ですが会津若松市議会は「市民の意見を起点とした政策サイクル」を見いだしたとのこと。
その①市民との意見交換会...問題発見。
その②広報広聴委員会...論点設定。
その③分析、立案、決定..政策検討委員会(各常任委員会で分担し、ここで市民の声を政策化)。
と説明されました。どのようにこの政策を市に提言していくか!=有識者によるセミナーや先進地調査や自主研究そしてテーマを絞っての自由討議と、常任委員会の役割がぐんと重くなります。 中学校の「公民」(東京書籍)教科書にある「私たちの政治参加」を学び、これを「議会のかたまり」としてやろう❗️と呼びかけられました。
議員個人では「線香花火」でも、議会のかたまり=チーム議会では「打ち上げ花火」となって市民福祉の向上=横手に住んで良かった❗️ となっていく!とイメージのわいた研修でした。
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