厚労省いきなりの病院再編!?
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「厚労省いきなりの病院再編!?」
11月18日急遽、衆議院会館へ行ってきました。秋田県内5ヶ所の病院再編案が出され、住民の実情と不安をまっすぐ省庁の担当者に伝えるため、県内の共産党議員達が高橋千鶴子衆議院議員、紙智子&岩渕とも両参議院議員の助けを借りて訴えました。
厚労省担当者の他、公立と公的病院を所管する総務省そして秋田県には厚生連病院が多いので農水省も回答側に参加。総務省は「今回の厚労省公表は寝耳に水!10月4日に地方3団体で協議したところ」と。農水省は「地域医療を担っているが政府の主宰するworkinggroupにも入っていない」と縦割り行政の典型?と言わざるを得ない現状に驚きです。
私は横手市で医療、介護、福祉を包括的に担い、市外の人々からも絶大な信頼を得ている大森病院が指名!されたことで地元の老人クラブを始めとして陳情などがあがり大変な危機感が広がっていることを述べました。
2017年の医療機能データが直近であり厚労省はそれを基に一律の基準で公表したことはわかります。しかし「積雪など地域の実情を踏まえて話し合ってほしい」とか「赤字や黒字を基準にはしていない。医療実績で見ている」と発言する厚労省には、医師や看護師が不足すれば実績は上がりようがないし、この公表によって既に医療スタッフの引き抜きが始まっている....このような事実は想定外だ!ということです。私達は「議論は公表を撤回してもできるはず」だから白紙に戻すべき!と要求しました。
担当者は「私の一存では...」と。県単位の要望があれば意見交換会に応じるとのことです。
それにしても中央政府の「地域医療構想」「骨太の方針」と、次々に閣議決定で住民に押し付けるやり方に対するには、地方で生きている私達住民が力を合わせて撥ね付けるしかないのだな!と強く感じました。
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