夢みる小学校
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「夢みる小学校」
3月21日、待望の映画を鑑賞しました。主催が「よこて学びを考える会」、共催が「不登校の子を持つ親の会」、後援「横手市教育委員会」という全国展開しているドキュメンタリー映画でした。数か月前にお隣の羽後町で上映され、とても反響があったとのことでぜひ広く呼びかけながら観たい!と思い、おやこ劇場や新婦人の会、様々な子育て支援サークルの集まり、つながるカフェの皆さんと主催者の方々が準備に集中される中でチラシを増し刷りしてくださいました。
いざ、映画を見始めると、自分はなんて「ギコギコ頭(石頭)」だったんだろう…と衝撃を受けました。チラシにしっかりと、この映画の趣旨が書かれてあるのに!と目からウロコでした。
~~30年前から「体験学習」を実践している先進的な学校があります。宿題がない、テストがない、「先生」がいない、「きのくに子どもの村学園」です。この学校のスローガンは「まず子どもを幸せにしよう。すべてはその後に続く」。60年以上成績通知表がない「総合学習」を続ける伊那市立伊奈小学校。校則をなくし、定期テストを止めた世田谷区立桜丘中学校。本作には“こどもファースト”な3つの学校が登場します。~~
「激動のAI時代に対応するため、2020年度から学習指導要領が「アクティブラーニング」(探求学習)に大きく舵を切り、日本の公教育が揺れています。」とチラシにも書かれていますが、今の学校現場は「理にも叶わない厳しすぎる校則」「勝つことに集中し、こどもの成長とは真逆になりがちな部活」などが問題になり、私はこの映画を本当に文部科学省が選定したのだろうか?と疑問でした。でも、30年以上も前から実践していて、公立の学校も堂々と紹介されていることを、もっと正面から受け止めて、この横手でも悩んでいる子ども達や家族と一緒に映画をモデルにして取り組んでいかなければ!と思いました。
出演者の一人である「尾木ママ」のコメント“この映画は、教育の本質を見せてくれます”の言葉が印象的でした。「ありのままの自分でいられる。学校ってこんなに楽しい場所なんだ」と、まずは私達大人が発想を変えなくちゃ! です。
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