2021,8,15
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「2021,8,15」
第2次世界大戦最後の太平洋戦争が終わってから76年が経ちました。日本中いいえ全世界の家族が必ず身内の誰かは戦争の犠牲になっています。戦没者遺族会も孫やひ孫の世代になりました。今年の8月15日も横手市内の平和を願う市民たちの様々な団体が集まり市役所前の公園で訴えました。

リレートークの形をとって私は先日のNHK特集番組を観た衝撃の感想を一つだけ述べさせてもらいました。
「♪となりぐみ♪」などという麗しいものではない「国防婦人会」です。満州事変を機に「自分たち女も銃後の守りで戦いましょう。欲しがりません。勝つまでは!」といった純粋な気持ちを徹底的に利用したのが軍部だったとNHKはこの番組で明らかにしました。「戦争はもう嫌だ~」などと呟こうものなら即「非国民」のレッテルを貼られ、自分の息子が出征する時は「バンザイ」と言わされ、戦死してお骨もない白木の箱が届いても涙を見せられない…みんな本当の気持ちを押し殺して悲しみを呑んで生きてきたのでした。
そんな時代に命がけで「戦争反対」を叫び、投獄され拷問を受けた共産党員がいたことを国賠同盟(治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟)の先輩方から教えてもらったとき、はたして自分は迫害されても強く闘えるだろうか?…自信のない私がいました。だからこそ、今、普通の暮らしをしている時に「おかしい」と思うこと、疑問に思うことは口に出してみんなで言わなければ!。国民・市民が平和のうちに幸せに生きていける世の中を、常に努力してつくっていかなければならないと切に思います。
私たちの想いを形にできる総選挙・市長選挙・市議会議員選挙が間近に迫ってきました。ぜひみんなが知恵と力を出し合って、命と暮らしを守りさらに向上させていける世の中にしていこう!という気持ちで訴えました。
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