市民と議会の懇談会
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「市民と議会の懇談会」

8月25日、市役所本庁で横手市社会福祉協議会の方々と厚生常任委員会を始めとした議員達との懇談会がありました。従来は「議会報告会」という形で広聴活動をしてきましたが、今年からは市内団体や市民の方々の声を市政に反映させることを目的に取り組むことにしました。この懇談会はその一環です。

社協さんが実施されている膨大な!活動を大変わかりやすい概要版にして説明してくださいました。特に今回は、数ある取り組みの中でも「地域福祉事業」に絞って話し合いが進められました。課題は「担い手の確保と継承」「市内に数カ所立ち上がっている自主協働組織を拡充するサポート」などが挙げられました。その中でも学校への福祉教育を重点にし、“やってあげる”という上から目線でなく障害のある人も高齢者も対等平等の立場で支え合うインクルーシブの精神を子ども時代から養うことの大切さを共有していきたいということが印象的でした。
人口減少の横手市でも世帯数は減らず振興住宅が増えています。「雪」と「交通」がメインの課題ですが個人情報の壁を乗り越える必要がある事例が多く、解決には町内会など集落の小ネットワーク(まさに網の目)が必須であり社協・農業団体・商工団体・行政等の連携を綿密にしていくことが「肝」と痛感しました。
今回は議員の質問が矢継ぎ早でなかなか意見の「交換」にならなかったかな?と反省し、今後数回に渡って懇談したいと思いました。
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