明峰中学校に横手市議会から出前講座
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7月1日(金)明峰中学校に横手市議会から出前講座をしてきました。
議員達5人で出向きました。私の担当は健康福祉分野で3年生の生徒さんが20名でした。

始めに自己紹介として、自分が市議会議員になった過程を少し話しました。子どもが通う通学路の交通量などが多く危険だと母親達で話し合い、一定時間と車の量を調査して当時の市議会議員全員に解決策を相談したが、そのように生活に身近な課題については自分達の中から議会に出たほうがいいという結論になって自分が立候補し、議員活動をするようになったこと。従って中学生の皆さんが日々思っていることや困ったことなどを出し合い、「つぶやき」を「要求」にしていくことが大切だし、このような催しがとても意義のある学びだと思うことを話しました。

次に、生徒達も学習してきている市の総合計画の中で、「伸び伸び子育てできる環境と、みんなが健康に暮らせるまちづくりを進める」政策について市の現状を説明し、特に「健康の駅」については現在、各中学校の要請に応じて出前する取り組みを進めていることを紹介しました。
次に「横手を持続可能なまちにするには」というテーマで6グループに分かれて話し合い、各グループを回ってやり取りを聞いていると「少子高齢化」についての課題がどこでも出されました。こどもの病気や事故を無くすために、たばこの副流煙除去など環境を整えることや交通安全の取り組みをもっと進める。また、福祉分野の人材不足を解消するため、中学生向けに講演会を実施したり、長期休みや総合授業を活用して幼児や高齢者との関わりを学ぶボランティア事業をすることがいいのではないか。市民の声を広く取り上げてもらうように役場などに「意見箱」を設置するとよい。市の予算が不足しているなら市民から募金を集めるなども必要ではないか・・・といった具体的な提案がありました。
中学生になると現実味を帯びた意見交換があり、少子化・高齢化が加速化している問題をコツコツと解決することがSDG‘sの実現に繋がるという真剣な意気込みが伝わってきて、私も学ぶことが大変多かったです。
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