冬季防災訓練
|
|
「冬季防災訓練」
2月5日、大森庁舎の隣にあるコミュニティセンターで、冬に特化した防災訓練が行われました。
今回は役所の職員が中心にリードするのではなく、長野県飯田市の住民たちによって作られた行動方針が採用されました。
災害が起これば職員も被災し得る。従って、発災した地域か近隣地域で動かなければならないと。そこで、まずは統率できるリーダーの下に住民が助け合いながら、電気や水・暖房があるか否か等を迅速に最寄りの役場に連絡し、救護所・避難所・トイレの確保・避難者の名簿作り・段ボールベッドやテントの設営などについてマニュアルを見ながら実践していくという方法でした。
やはり地域の消防団や防災士・民生委員の人達が率先して住民も一緒に作業の仲間に入っていけるようにすることが大切と感じました。実際に手掛けることで、例えば段ボールベッドの設営でもパーツごとに組み立てる際の目印(上・下など)があれば短時間でできるなど、様々なアイディアが出てきます。

私も簡易テント設営は2度目でしたが、数を重ねることで仲間意識も出てくることを実感しました。特に雪の事故は侮れません。写真のように「ゾンデ棒」を持った人達が並びながら、雪に埋まった被災者を捜し救出する取り組みも真剣に行われました。
|