つながるカフェ・・・今年はじめの勉強会
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「つながるカフェ・・・今年はじめの勉強会」

1月15日、県南の子ども・子育て支援活動をしている仲間が、県南男女共同参画センターに集まり、今年最初の勉強会をしました。全県からリモートで参加した方々とも活発な意見交換がありました。講師はつながるカフェ仲間の平岡千寿子さんで「障がいをもつお子さんへの接し方」というテーマです。仙北市の「あいせん」という保育所等訪問支援事業所に勤務しておられる中での貴重なお話をしてくださいました。私が「はっ」と気づかせてもらったことを報告します。
*障がいって?・・・日常生活の中で困ること=自分のしたいことができないこと
その「困り感」を理解し、一緒に解決するために接していくにあたり、「技術」ではない「思い」が大切!
*子どもの障がいは「発達のゆがみ」といわれるが、人には誰でも多少のゆがみがある。
そのゆがみがそれぞれの持ち味となり、その人らしさとして発揮される(落ち着きがない・こだわりがある←気になる子)乳幼児期ならではの特性(いたずら・単独行動など)であり、自分の思いがいっぱい!好きなことに集中!するから。
*早期発見・早期対応でいいのか?→4歳児検診で「気になる子」になってしまう→「みんなと同じようにできる子」を求めてしまっていいのか?
*自分の気持ちをうまく伝えることが難しい子はパニックに陥る→大人はその原因をキャッチすることが大切。
*特別支援教育・特別支援学級の課題:「子ども同士の助け合いの中で育ち合うこと」が難しい場合がある。
*行政との連携が特に重要:子どもの幸せを第一に「子ども真ん中」に位置づけて大人の繋がりを持っていく。
サービスや制度の認知がまだまだ不足(どこに相談すればいいのか?)・・・社会・地域との交わりが重要
親・保護者が悩みを共有する場が必要(大人が障がいを理解することが必要であることから)
*大人の都合ではなく、障がいのあるなしに拘わらず「一人一人のあなたを理解しようとする私でありたい」
金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴」のように「みんな ちがって みんな いい」=「あなたはあなたでいい」
こういう投げかけが私の心に刺さりました。「インクルーシブ」教育の深さをもっとみんな学ばなければ!と反省です。

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