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「3月議会が終わりました」
3月22日に議会の最終日でした。今回は予算の議決をするという大事な役目が議員に課されます。来年度の一般会計について、市民生活の向上に大きく方向がずれている事業は見当たりません。最大の課題は、人口減少を食い止めるために地方創生の戦略を数々実行していくこと、増田のまんが館を2年間休館にしてリニューアルしていく費用などですが非現実的な事業はないと判断し、一般会計予算には賛成しました。
ただ、後期高齢者医療については横手市民の代表である市長が広域連合の議員になっているにもかかわらず市民の声を反映する態度を見せなかったことから、その予算には反対しました。
また、市長は長寿祝い金などを市内業者でつくっている商品券に替える方針を出しましたが、いくら地域内の経済循環を良くする目的とはいえ半年間しか使えないことやおつりをもらえないこと、登録する各小売店の負担も少なからずあることなどから市民にとってメリットがさほどないなどを考えて、反対しました。
国で狙っているいわゆる「共謀罪」を成立させないように!との陳情は残念なことに議会終了後に職員の規律に関して、不適切な取り扱いをした例を監査請求することを決めました。折しも国は森友学園事件、都道府県では豊洲問題など、私達住民の税金をどう使うのか、と住民からも厳しい指摘が出ている問題を引き続き取り上げていくことを議員間で確認した次第です。
4月9日には秋田県の知事や湯沢市長が決まります。地方自治体の役目は「住民福祉の向上を守り、発展させること」ですから、何よりも私たち住民が力をつけていかなければ!と再認識した議会でした。
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