二十歳のつどい==78回目の終戦記念日
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「二十歳のつどい==78回目の終戦記念日」

8月15日は、横手市の二十歳をお祝いする日です。私たち「横手に住んで、平和を願う市民」は、この日、市内の交差点、道の駅、そして若者が集う市民会館前で、青空宣伝をしました。
「戦争はイヤ」「核のない地球を」「いきいきと働ける社会を」などのプラスターや横断幕を持ちながら、リレートークをしました。
私も、この数日テレビで報道されてきた78年前の日本の状況…特に、太平洋戦争が長引くに連れ、ガダルカナル島やブーゲンビル島などの敗戦を機に、戦闘だけではなく食糧も底をつき、兵士がどんどん減っていくことで、大学生の学徒出陣のみならず、建物疎開の中学生、それでも足らず、ほんの子どもたちまで総動員させられた事実。さらに軍部によって国民にウソの報道をさせられたNHKアナウンサーの葛藤。そして復員した傷病兵に攻撃される戦争孤児といった、これまでは報道されなかった事実が今年は国民に明らかにされたことを報告しました。
広島出身であるにもかかわらず岸田首相はG7サミットで「核兵器は抑止力がある」とどこまでも主張し、それに広島・長崎市長が厳しく批判したことも国民みんなが知らなければならないと思います。
被爆者の方がしみじみと伝えてくれた「平和は待っていてもやっては来ない。平和はみんなで掴みとるもの」という言葉も紹介しました。若い世代に核廃絶の署名を呼びかけ、例年以上に応じてくれたことに猛暑も吹き飛ぶ元気が出ました。
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