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「6月議会が終わりました」
6月5日〜21日までの議会が終わり、今や市内9カ所での議会報告会が7月10日まで行われています。
今回は、国民健康保険の保険料が確定することで「国保議会」とも呼ばれますが、計画通り今年度は据え置きになりました。
ただ、各議員が「波乱の議会」とブログなどで報告しているように、補正予算案が修正されたことや、3月議会当時に監査請求をしたことの監査委員会からの報告についてなど市長側に対する議会側の疑問・意見が出て厳しいやり取りが行われました。
7月15日に発行される議会報告「あなたと市議会」に賛否の結果が出ていますが、ここでは2点について私の考えを報告します。
@一般会計補正予算案のうち、健康の駅システム改修費用に208万7000円が計上されたことについて…厚生常任委員会では4:3で否決されたとのこと。理由は・3月の当初予算案には全く出ず、議会前の議案説明もなく突然提案したこと・市内3カ所にある健康の駅の大規模駅には約2割の市外在住利用者がいるのに、なぜ横手市民しか対象になっていない住民基本データに接続するためのシステム改修をするのか?・208万円の根拠が乏しい…などで、本会議でも12:11で否決され、その金額を差し引いた補正予算が成立する結果でした。私は苦慮の末、次の賛成討論をしました。
賛成討論
利用者はもちろんですが、健康の駅スタッフの状況と健康推進に向けて仕事をする正規・非正規職員のモチベーションを尊重することを強調して賛成したのですが、忸怩たる思いです。
A障がい者就労継続支援訓練等給付費の支払いが遅れたため個人で立て替え払いをしたことについてと、市内スポーツセンター売上金等一時紛失について、議会の請求に基づく監査報告が出されました。これについては議員全員協議会を開き、関係部局の担当者から聞き取りをしましたが、どちらも、市長は現場に対応を丸投げし、後始末までさせているのではないか!市長は事務の不手際を黙認し、適切な指示をしていなかったことだと判断せざるをえないという結論で、議会として100条委員会や調査特別委員会を設置するかどうか議論しました。私と数人の議員が「市議会として市の適正な事務執行を求める決議をあげる」ことを発言し、議員全員で決議しました。
いつになく後味の良くない議会を終えてしまいました。もっと職員同士も議員たちもディベート(論破)ではなく、ディスカッション=議論を重ねることが必要と痛感します。 |
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