「秋田県 市議会議長会 市議会議員研修会」
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「秋田県 市議会議長会 市議会議員研修会」
11月2日、秋田市のキャッスルホテルに全県の市議会議員230人ほどが集まり、研修しました。今年の担当は北秋田市議会です。講師のかたも、北秋田市の地域おこし協力隊で移住コーディネーターをされていた斎藤美奈子さんという30代の女性でした。
神奈川県出身で、ビジネスマネージメントを学んでいた大学在学中から海外へ渡り、現在の肩書は「地域デザイナー 兼 合同会社アニーク代表」です。3年にわたる地域おこし協力隊の任期を“卒業”してからも、第二の故郷である「阿仁」の地で、必ず叶えたい夢・目標を設定し、実現させる!という確固とした決意をもって、実に様々な取り組みを展開しておられます。
今回の講演テーマは「地域をアップデートする~変わる・変えることへの挑戦~」ということで、比立内駅舎を「がっこステーション」にリニューアルし、パン屋さんやキッチンカー、リンゴジャムの製造販売などなど、クラウドファンディングで資金を集め、子どもも若者も高齢者も集まれる居場所をつくってみんなが楽しめる活動を続けておられます。
「自分を100%理解してくれない、いわゆるアンチテーゼ派が存在しても、くよくよせず、かえって気が楽になる」「究極で、人に喜ばれて生きることが自分の幸せになる」と。東南アジアの児童養護施設で働いておられたころのパワーポイントも見せてくださいましたが「生まれてしまったら、子どもは大人の都合で生きていかなければならない・・・今、現実にいる子ども達が幸せにならなければ!」という思いが伝わってきました。大きくて短かめの文字を印象的に使ったパワポの工夫など、わかりやすく相手に伝えることの大切さも学びました。

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