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任期最後となる議会は9月22日に終了しました。10月15日付で各ご家庭に配布される「あなたと市議会」をご覧いただけば明らかですが、昨年度の決算は不認定! また「横手市社会体育施設設置条例の一部を改正する条例案」は継続審査になるという”忸怩たる”結果といわざるを得ません。
まず、平成28年度一般会計決算については、先に私の反対討論を載せていただきましたが、特に、全国消防操法大会に出場する選手の家族旅費について「市長自身が提案し議会が議決したにもかかわらず、予算を執行しなかった事に関して、議会の意思を無視する行為である」という点が争点になり、採決の結果賛成11、反対12で不認定になりました。
また、継続審査になった条例案とは、横手体育館と横手武道館を、市長が指定する指定管理者に管理を行わせることができるように条例を改めようとするものでした。
昨年12月議会で、この2施設と赤坂総合公園内の体育施設を加えた3施設を想定した条例改正案が提案された経緯がありますが、現実的問題として、特に赤坂総合公園の芝生を含めて管理できる団体があるのか懸念されるということで否決されています。
今議会では、指定管理者の選定方法について、これまでの「公募」から「非公募」にしたいとの市当局からの答弁が、議会全体ではなく、所管の総務文教常任委員会で唐突に出されました。委員会では私も含めて「これまで議会全体として説明を受けてきた方向性が大きく変わるものであり審査のしようがないので継続審査とする」ことを決めました。
それに対し、本会議で「継続審査にすることは、実質任期中に審議できず廃案になるので避けるべきである」という理由から「継続審査」に反対する討論が菅原恵悦議員から出されました。
採決の結果、賛成16、反対7で継続審査とすることに決定しましたが、議事進行の点からは、委員会で同意しておきながら本会議で反対に回る、まして反対討論するなどはあり得ないことです。
次の市議会は新たに市民の付託を受ける議員が集まることになります。行政側のみならず、もっと議会が市民の皆さんにとって「見える化」できる運営をしていかなければ!と強く反省した次第です。
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