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1,前議会に引き続き、地域公共交通について質問する。
背景として、先般、路線バス(角間川線)廃止について市内3カ所で説明会があり、そこで、羽後交通の運転士の不足と当該バス路線の利用者の減少が理由とされた。とりわけこの路線は最寄りのスーパーマーケット撤退により困っている市民が他の地域に比べて多いことがあげられる。
問:自治体の「移動政策」は「元気な市民(特に高齢者)」の外出支援であり、市民の声を次期計画に反映し、様々な交通手段の活用をするべきではないか?
答:複数の交通機関を組み合わせ、デマンドタクシーを主に有効機能させて、市民自身が「乗って守る」意識の醸成のもとに現状の公共交通を維持発展させたい。
2、市民が主役の公共施設整備を実現するため、以下の質問をする。
問:現在使用されている各地域局管轄および全市にわたる公共施設については、財産経営推進計画(FM計画)が策定されているが、その内容を市民にわかりやすく説明することが不十分ではないか?
答:国の指示により公共施設の老朽度を調べ、今後の見通しを決めて各計画を地域局ごとに市民にお知らせする「FM通信」を全戸配布している。
問:既存の体育館や公民館などの暖房等々の不具合について迅速に修繕するべきではないか?
答:施設の現状を所管課で把握し、緊急度などを考慮して優先順位をつけながら財政計画との整合性を図り、計画的に必要な修繕を行っている。
問:市長の選挙時公約のもと、市報の最新号に掲載された、新大型施設(体育館と市民会館)について、当初の計画から大幅に増額された建設計画は、建設後の維持管理にも膨大な経費を要すると懸念し、設計の見直しを求める。
答:将来にわたって人を惹き付ける魅力と、賑わいにあふれる横手市を築くために、必要で適正な規模と判断しており、全体的なコスト縮減に努める。
再質問:増田体育館は、県外からも様々な試合に参加する人々が訪れるが、未だに天井からの雨漏りが修繕されていない。新しい施設建設より前に、まず既存の施設修繕を急ぐべきではないか?
市長答弁:雨漏りを直すには、数千万円の金額が必要になる。今は着手しない。
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