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1月27日、コロナと大雪で横手市民の生活が大変な中(市長も家族の濃厚接触者となり自宅で隔離状態です)、主にコロナ禍での国の交付金事業について補正予算が審議されました。
① 市民税非課税世帯9800と家計が急変した世帯600の合計10400世帯を対象に、一世帯当たり10万円支給することが決まりました。
② 民間の保育所・認定こども園などの職員に対する処遇改善臨時特例として今年2月から収入を月額9000円程度引き上げる(9月までは全額国が補助するが、10月からは国・県・市が3分の1づつ負担)
③ 放課後児童支援員等処遇改善臨時特例として同じく9月まで月額9000円程度賃金改善(公立の分は国からの情報確認後に検討する)
④ 米価下落及び燃油・資材高騰に対する経営支援として、水稲10a当たり2000円の他、菌床しいたけと花き対象に経費を補助。
⑤ 他、道路等の除雪費について、幹線道路と生活道路の除排雪経費の不足が見込まれる分6億5000万円を市の財政調整基金から繰り入れ。
*低所得者への10万円支給について、昨年12月に近隣自治体ではいち早く手立てをしており、少なくない市民からの問い合わせが私たちにもありました。「国が決定した交付金を使うのだから必ず実現するので待っていてください」と返答せざるを得なかった忸怩たる思いがよみがえります。また、18歳未満の子育て世帯に対しては昨年12月議会で決まり、国の交付金に上乗せして市のお金で年収960万円以上の高所得者にも、結局支給されましたが、この問題も国で「基準日以降に一人親になった世帯にも支給する」と方針が出されました。すでに秋田市などでは離婚調停の家庭にも予算をつけると決めていたのに「わが市だって当然、数に入れているよね」と確認しました。2年前の特別定額給付金の際も、世帯主が一人占めしないように丁寧に渡す!との確約を得てはいたのですが、コロナ禍の影響もあり、DV被害者が増えている今日、本当に困っている親子に渡せるようにと強く要望したところです。
*そして、コロナ禍・・・横手地域は急速に感染者が増え、特に子ども達は学校や部活動などを休まざるをえなくなりました。エッセンシャル・ワーカーの保護者も自宅で隔離状態のため、買い物もままならず、家に食糧がない!など、オミクロン株に翻弄されている横手市です。議員たちも「正確な情報を!」と当局に詰め寄る場面が連日続いています。「横手保健所は県の管轄であり、役所の幹部も正しい情報が得られない」という状況で、公民館などは使用禁止となりました。せっかくのPCR検査も抗原検査キットも「モノ」が不足では、引き受けてくれた薬局さんにも申し訳ないことですし、後手後手に回ってしまった政府に追随した市の責任!と言わざるを得ません。なんとか収束に向かえるように専門家の言う通り、不織布マスク・手指消毒・換気をまずは徹底しなければ!
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