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①「3月議会の2017年度一般会計補正予算について」
市有温泉の指定管理者で今月末に解散する予定の第3セクター「増田町物産流通センター」の清算補助金3000万円と、4月1日に民間譲渡する3温泉施設(雄川荘・えがおの丘・さわらびの空調設備)の修繕費負担金1億1100万円を盛り込んだ2017年度一般会計補正予算に対し、私も含む9議員が生産補助金と修繕費用負担金を全額削除する修正案を出しました。
その理由は「増田町の物産センターでは既に退職金が支払われており会社法に触れる懸念が残る。修繕費用も譲渡先の公募段階では市の負担はしない意向だったはず」という趣旨説明でしたが、市は「退職金は最優先債権であり、センターには支払う義務があって違法性は問えない。また3月いっぱいは市が営業を続ける契約であり、その間の修繕は本来、市が行うべきもの」と説明して起立採決の結果、9対14で修正案は否決され、市が提案した原案が採択されました。
②「2018年度一般会計当初予算について」
十文字地域に新築予定の多目的施設の設計費など6121万円を予備費に組み替える内容の修正案が4議員によって提出されました。 理由は「市全体の公共施設の立地計画やまちづくりの全体構想が示されておらず、多目的施設に盛りこむべき機能が不明確」というものです。
私たち二人もその修正案に賛成しましたが、賛成11・反対12で否決され、市が提案した原案が可決しました。
市の方針は「多目的施設は、築60年の十文字地域局庁舎や、住民から早期改修の要望が出ている十文字文化センター・幸福会館など地域中心部に集中する老朽化施設の一部機能を集約し、行政窓口と生涯学習・健診の場として2020年度までに整備するというものです。
③「山内地域直売所」の指定管理者指定案」について、山内地域の温泉施設「鶴が池荘」敷地内にある直売所「山菜恵(さなえ)ちゃん」の指定管理を市の第3セクターから、4月に民間譲渡する同温泉の譲渡先企業へ変更するというものです。
従来の50万円を一挙に120万円に計上することに対して賛否が分かれました。私は経理の人件費として必要であると判断して賛成し、賛成13・反対11で可決されました。
④二つの陳情が出ていましたが「最低賃金の改善と中小企業支援拡充を国に求める」陳情は、採択され意見書を国に提出することに決まりました。
しかし「核兵器禁止条約の批准を国に求める」陳情は私の賛成討論もむなしく賛成10・反対14で不採択となりました。
近隣自治体では継続審査を経ながらも採択されたところが多く、大変残念です。私の賛成討論を以下に報告します。
「陳情30第3号」核兵器禁止条約に署名・批准を求める自治体意見書採択についての陳情に賛成討論 |
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