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12月13日、議会最終日でした。私の所属する厚生常任委員会で議論が多く出された議案が、やはりこの日も俎上に乗りました。主な内容を報告します。
①公の施設の指定管理者の指定について（横手市障害者支援施設である大和更生園と就労継続支援事業所のユーホップハウスそして障害者グループホーム２棟）
厚生常任委員会では、退席１・賛成３・反対３で委員長の判断により否決すべきものとなりましたが、本会議では逆転して賛成多数となり可決しました。
私は別掲のように反対討論をし、阿部正夫議員が賛成討論をしました。彼の賛成の根拠は、平成27年から説明（直営から指定管理に移行すると）が利用者家族や議員になされてきていること・正規非正規ともに市の職員は継続して雇用すると法人側が言っているので、サービスの低下はないこと・非常勤職員の待遇改善もするとのこと・法令に基づく指導や監査で十分業務内容をチェックできることというものです。
しかし私だけでなく他の議員達も、選定委員会の審査経緯が不透明であり、高齢者福祉と障害者福祉の違いを充分踏まえているか等の懸念があると疑問を呈していたことが気がかりです。
②介護保険制度の改善・介護報酬の引き上げ、介護従事者の処遇改善と確保を国に求める陳情
厚生常任委員会で私が賛成討論をしました。委員会でも本会議でも議員全員賛成で採択され国に意見書を出すことになりました。
③国民健康保険の都道府県単位化に係る秋田県への意見書についての陳情
私が委員会で賛成討論をしましたが、私以外が反対し、本会議でも反対多数で不採択となりました。
④農民連から出された陳情「コメの生産費を償う価格下支え制度を求める」と「種子法廃止に伴う万全の対策を求める」
2つは議員全員賛成で採択されました。
⑤消費税を10%に増税することを中止するよう国に求める陳情
私は別掲の賛成討論をしました。新風の会とみらいの会派が賛成を表明しましたが賛成９・反対16で不採択となりました。
⑥イージスアショア（地上配備型弾道迎撃ミサイル攻撃システム）の秋田県配備計画撤回を求める陳情
私は別掲の賛成討論をしましたが賛成２・反対23で不採択でした。
以上が主な内容ですが、もっと同僚議員たちと議論を深めなければならないと反省します。今後の行方を厳しく見守る必要がある議案ばかりでした。
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