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5月14日、新型コロナウイルス感染の対策について臨時議会がありました。一般会計補正予算を中心に論議し決定した主なコロナ対策事業を報告します。
*中小企業等休業対応支援事業費・・・1億4480万円:県の要請に応じて休業した事業所に支給される協力金30万円+市独自に20万円上乗せする。要請対象でなくても自主的に休業した飲食店などに20万円支給するもの。
*経営持続化支援事業費・・・1億5000万円:2月~5月のうちの1か月の売り上げが、前年比で20%以上50%未満減少した事業所に20万円支給するもの。
*国による特別定額給付金・・・横手市分は88億2000万円。:市民1人10万円支給。(申し込み方法は市役所でもご相談に応じています)今月19日から毎週火・金曜日に各市民の口座に振り込まれます。申請時点で生活保護利用世帯は収入認定されません。
*国による子育て世帯への臨時特別給付金・・・横手市分は9600万円。:児童手当給付対象者(新高校一年生も)に1万円づつ支給されます(生活保護利用世帯は収入認定されません)。
*国民健康保険の加入者のうち、被保険者がコロナウイルスに感染した場合に社会保険と同様に傷病手当金が適用されます(国保加入者のうち、農業・自営業・フリーランスについて現段階では横手市では対象外)。
*国保の保険料について2割および5割軽減の枠を広げます(詳しくは市役所で相談に応じます)
秋田県は、緊急事態宣言が解除になりました。しかし第2波、第3波さらに自然災害も視野に入れて、県民の命を守らなければなりません。安倍内閣ははじめから人の命より国家経済を優先し、自粛要請を強調して休業補償は後手後手です。国の姿勢が県に影響し、市独自での対策に予算をつけることがなかなか進みません。それでも横手市は8110万円を財政調整基金から繰り入れました。私たち議会も研修視察費用など940万円をコロナ対策費用に組み替えることを提案しました。今後は市民の皆さんと知恵を出し合い、一つ一つ命と健康・生活・生業・学習を保障する対策を実現させるように努力していきます。
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