|
|
主な議題は、各地域にある児童館などの施設を町内会などの指定管理の継続を決めたことや、国と県の人事担当から勧告された職員の待遇についてなどでしたが、正職員と会計年度任用職員の待遇との格差については、依然として解消されない厳しい結論がありました。
国のコロナ対策 やエネルギー、食料品価格高騰対策で交付金がどこの自治体にも交付、補助されておりその使い道を決める補正予算が論議されました。
まず、少し情報だけ前進した「あったか灯油助成拡大事業」として、これまで対象外にされてきた、生活保護利用者にも拡大したことが評価されました。次には非課税のカベを取り払うように市民みんなで働きかけることが必要と思います。
また、物価高騰の波は、学校給食をも直撃することから、国の交付金を給食費不足分に活用することで、今年度は保護者の負担を軽減することと、これまでの地場産物等の使用を続け、事業者への支援にも寄与する内容の補正予算が決まりました。それでも給食費については滞納者が減らないことから、 全国的には思い切って学校給食費を無料にする取り組みが進んでいます。やはり根本的な考えは、憲法ではっきりと謳われているとおり、義務教育は無償であるべき!という観点にたって無償にするべきと思います。
また、市民の声がまっすぐ議会や当局に届くべき、陳情や請願については、「福祉や医療に携わるケアワーカーの待遇改善等を訴える」陳情は採択されましたが
「インボイスの導入を延期してほしい」との陳情は郵送で議会事務局に届いたことから審議されませんでした(横手市議会では陳情・請願は郵送ではなく、直接当事者が出向いて提出し、趣旨を訴えることが重要と位置づけているので)。
インボイス(適格請求書)は個人事業者などに消費税が上乗せされるものであり、商業者のみならず、農業者や演劇人にも大変な負担になるものです。ですからこれから3月議会に向けて急速に、かつ地道に市民運動を広げていかなければならないと思った12月定例会でした。
|
|
|