認知症予防講演会
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「認知症予防講演会」

3月16日、かまくら館で横手市主催の催しがあり、行ってきました。
定員300名ですが、なんとっ会場時刻の1時間前から行列!。たぶん私と同様に友人やお身内が第2部に出演されるからの応援団?かな~と思いながら、まずは第1部の講演「認知症を防いで健康寿命を延ばそう!~日常生活の中でできる認知症予防について」を受講しました。
講師は秋田大学大学院医学系研究科保健学の作業療法士で保健学博士の小玉鮎人氏でした。身近な実践を紹介しつつとてもわかりやすい内容でした。1000名近い受講者の中には、いつも活動を共にしている仲間たちもいて、受講後数日たって「あ、これはMCIの改善につながる?」などと確認しあっています。

「MCI」とは、認知障害のことで、健常者と認知症の中間にあたるグレーゾーンの段階だそうです。①何度も同じ話をしたり、同じ質問をする。②頻繁に置き忘れたり、探しものをしている。③今まで慣れていた家事や作業に時間がかかる。④趣味や人付き合い、外出することが億劫になった。・・・といったことが出てくれば、意識して認知機能を使い、機能改善や維持に努めよう!というお話でした。
そして、第2部は、ミュージカル「横手に生きて~人生万歳!泣いて笑って七転び八起き!」です。
演技者は、横手市シニアミュージカル劇団「レインボウ」で、市で行った「脳と体の健康チェック」に参加された市民たちでした。その中には同級生や元の職場の先輩や地域のリーダーさん達など、びっくりする方々が、さっそうと活躍していました。
それぞれ得意の歌唱力、舞踊力、引き付けられる語りの魅力をふんだんに披露され、なによりも感動したのは、ご自身の半生をまとめ、これからの抱負を言霊にしていること!。
わらび座の演出のすごさに圧倒されながら、レインボウの皆さんの意欲を、観衆の私達もおおいに楽しみ、すてきな時間を過ごしました。
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