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「市民と職員の満足度が高い横手市役所に！」
横手市役所では、8市町村合併後、市民の転入転出や国民健康保険そして生活環境を担当する業務を「市民生活部」、また、医療や福祉を担当する業務を「健康福祉部」として運営してきた。
その後今から5年前に、その２つの部局が統合され「市民福祉部」となったが、市民の間からは「わかりにくい」と疑問の声が寄せられてきている点から質問する。
問：2部局制から1部局に変えたことでの成果並びに課題は何か？
答：市民の一番身近な窓口部門を一元化することで、包括的な対応や業務の連携強化を目的としたもの。一つの部として連携ができており、当初の目的は果たしている。今後の課題は、政策の方向性や業務量なども考慮しながら必要に応じて検討を進めたい。
問：横手地域局における市民サービス課の業務については、本庁で対応することになっており、市民が混乱している状況がある。他の7地域局と同様に横手地域局に地域課と市民サービス課を配置するべきではないかと考えるが？
答：将来を見据えて更なるスリム化を図りたいため、可能な限り本庁部門で対応する。但し、地域づくりや道路維持管理、除排雪などについては、よりきめ細かな対応の必要があるため、横手地域課は配置している。
「Y8サミット創快横手市議会」について
市内の中学生による模擬議会は今年で１０年目を迎えた。
問：まずは「主権者教育」の一環として重要であると考えるが、これまでの活動を総括して教育委員会と市長部局が導き出した成果と課題は何か？
答：学校生活の課題解決から地域課題への政策提案への取り組み内容を工夫しながら現在に至っている。「横手市移住推進大作戦」「楽校郷育プラン」「横手愛クリーンアップDAY」など、これまで多くの政策提案をしてくれた。今後はより主体的に取り組める仕掛けなど、この会の在り方を改めて考える必要があると感じている。
「再質問」
Y8サミット創快横手市議会について・・・この催しの最後に、横手市の責任者としての市長が挨拶をしている。毎年、市長自身による、形式にとらわれない内容を述べているが、今年の挨拶は、とりわけ残念な思いにかられた。
「～こんなことをさせられて～」とか「皆さんはエリートだから」などの言葉は会場に参集している中学生のみならず、その保護者や、各学校で視聴していた生徒さん、先生方がどのように受け止めたか、非常に心配になった。
「誰一人取り残されることのない社会に！」というSDG"Sの精神に逆行していると受け取らざるを得ず、残念な思いを抱かれた保護者や視聴者の声が私のところにも届いる。市長の見解は？
市長答弁：「エリート」と「エリート主義」とのはき違えをした市民がいるのではないかと思う。発言した中学生は生徒会の役員をしている生徒達で、いわば「選ばれたポジション」にいる。高校受験を前にして他の学友達が受験準備を進めているときに、この模擬議会を成功させるため多くの時間を取り、議論や熟慮を重ねてこられたという労いの意味と、目的を成就された今からは受験勉強の遅れを取り戻すべく頑張ってほしいと、奮起を促す意味での激励である。
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