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今回は指定管理制度で運営している施設の更新をはじめ、各種陳情などが多く、そんな中で国の交付金を受けての施策を市で行うための補正予算を決める・・・といった内容の議題が多かったように思います。
私が属している厚生常任委員会に提出された陳情について、特に報告しなければならないと思われる項目を述べます。
①国民のいのちと健康を守るため、政府の責任で医療・介護施設への支援を拡充し、すべてのケア労働者の賃上げや人員増のため国に意見書提出を求める陳情。
②健康保険証廃止の中止について国に意見書提出を求める陳情。
この2つは、私の賛成討論もむなしく却下され本会議でも不採択になりました。
・・・最初の陳情は当然の要望と捉えても不思議ではないのに、残念です。二番目の陳情は国が強引に進めているマイナンバーとのからみがあるために却下されたものでしょうが、本会議でも不採択でした。私としては「マイナンバーカードの是非という問題を除いても、全国で健康保険証との関連でトラブルが続出していることから現行の保険証は残すべき」と賛成討論をしたのですが、少数意見だったのです。
③秋田県に対して「こどもの医療費助成を中学から高校卒業まで引き上げること」を求める意見書提出の陳情と
④物価上昇に見合う老齢基礎年金の改善を求める陳情」は、私の賛成討論を認める議員が井上議員以外の多数となり、本会議でも、議長を除く議員25名のうち、賛成24、反対1で採択されました。
また、今回の一般質問にも取り上げられた市有温泉について「ゆとりおん大雄の存続を求める陳情」を前議会で採択されたにもわらず、市長が市民の必死の署名を「声なき声のほうが多い」・・・という市長の突飛な判断(=住民の意思を無視した暴言と受け取りました)によって、ゆとりおん大雄の改修工事はしない!との市長の答弁がありました。
これは、非常に問題があり、私達は議事録から削除するように主張しましたが、却下されました。来月発行される市議会だより「あなたと市議会」や市報にも掲載されますので、じっくりと目を凝らしてごらんいただきたいと切に希望します。
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