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1.well-beingとは「身体的・精神的に健康な状態に加え、社会的・経済的に良好で、満たされている状態であること」といった説明が以前から謳われている。その中で特に、働く意欲や生産性を追求する施策の推進役であり、最も市民のために頑張っている市の職員に関わる問題について。
問:市職員の健康診断・二次検診・ストレスチェックの内容は向上したか?
答:要二次検診対象者の受診は昨年度の67.1%から73%に増えた。職員のストレスチェックは、会計年度任用職員も含めて実施しており、高ストレスと判定された人は、希望により専門医によるリモート面談を受けている。
問:職員の健康相談やメンタル不全等の受け入れ態勢はどうか?
答:産業医や衛生管理者の有資格者10名による相談体制の他、「共済組合メンタルヘルス相談事業」などとの電話相談窓口を知らせている。
問:健康診断の費用や受診休暇等で正規職員と非正規職員との待遇は同じか?
答:待遇の相違はない。ただし、具体的には二次検診にかかる費用は全員が自己負担となる。
2.学校給食の問題について
国が提唱する「well-being」の背景にあった「少子化」を克服する施策として「食」の中でも「子育て支援」の重要施策である「学校給食費の無償化」さらに有機食材の普及を、地域の環境整備と共に進めていく必要があるという点から質問する。この課題については、昨年、市民から提出された「学校給食費の完全無償化を求める」陳情を議会でも採択している。従って、これは喫緊の課題であると思われるものである。
問:我が横手市でも、第3子以降の学校給食費を無償とする施策を講じることになった点を歓迎したい。更にもう一歩前進させ、成長期の児童生徒が保護者の諸事情に関わりなく、また食材の価格などに左右されず全員が無料で食べられる給食にすることを求める。
答:まずは、第3子以降を対象に給食費を無償にしていく。また、現在、給食用のコメは、農薬等の使用料を通常より抑えた横手産の「エコらいす」を使用している。可能な限り、地産地消の取り組みを優先する。
問:現在は農薬や合成保存料の規制が緩和されて食品に含有している実態があることを厳しく監視し、身体にできるだけ害のないいわゆるオーガニック食材(有機食材)を提供するべきと考える。さらに今年は異常気象の影響が強く、給食費も食材費用も、カメムシ対策等で大変苦労が多かったと認識しているが、その薬品成分であるネオニコチノイドの対策はどのようになっているのか?不安や疑問の声を耳にする。
また有機フッ素化合物であるPFASの含有量が、平鹿地域や十文字地域に位置する雄物川の上流・中流域で多量に検出されたという報告があり、これが農業用水や水道水に含まれることの心配をしている市民が増えている。市長はどう対策を講じるか?
答:定期検査で安全性に問題はないと認識している。検査結果を市のホームページで公表している。
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