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１、「市民が充実できる産業振興について・・・切れ目のない支援体制の構築」とは？
問：「採用活動応援事業」として「1社につき10万円を支援し、9社を対象とする」という予算案が提案されているその根拠は何か？
答：人手不足で活動の制約を受けている中小企業を対象とする事業であり、学生のインターンシップ等に要する企業負担経費などへの補助を行うものである。
問：「若年者等人財育成・地元定着支援事業」の内容について、特に働く人々の住まいの支援を求める。
答：就職情報統合ポータルサイト「ジョブナビ」の構築と、前述の採用活動応援事業を展開する。社員住宅の整備は、各企業の福利厚生の一環であり、市の補助は考えていない。
問：「よこてＷＡＲP」の継続にあたっての課題は何か?
答：国土交省のガイドラインに沿った空港送迎サービスであり、現在、片道300円で運行しているが、利用者からは料金引上げの声が多いため、今後価格改定の予定。
２、「引きこもり対策」について
問：国の方策もあり、2025年度から「ひきこもり地域支援対策事業」を開始するとのこと。主に高齢の親を介護する中年の息子や娘の状況についての「8050対策」と、こどもの不登校などの対策といった対象年齢の背景から、2つの部署で事業を始めると公表された。
どちらの部署も専門スタッフが常駐するとのことだが、担当となる「まるごと福祉課」と「子育て支援課」、さらに他の部署や社会福祉協議会等との綿密な連携を求める。
答：「引きこもり」についての実態調査の結果、当事者の年齢によって支援や目指す姿が異なっているため、年齢層に合わせた施策を実施する。また、複数の支援機関が連携する重層的支援体制を整備していく。
３、数年に渡り議論されてきている市営温泉について質問する
観光や営業の面よりも先に、市民の健康推進策として市営温泉の方向を再度 見直し、温泉の存続が必要と考えるものである。
以前の本会議で、「ゆとりおん大雄を存続させてほしい」との3000筆も集まった要求署名を、市長は「声なき声が大切」という言葉で一蹴した。自分の名前を公にすることが、どれほどの勇気を必要とするか、市長は真剣に受け止めるべきではないのか？
問：「ゆとりおん大雄」の存続を再度求める。
答：施設存続要望陳情の議会採択を重く受け止めた上で、方向性を検討した結果、廃止する。
４、マイナンバーカードの健康保険証利用について
今や、医療機関・薬局等々ではマイナンバーカードを持っていても器械相手に担当者がついていなければならず、受付に列ができる状況である。
また、高齢者施設では本人に代わって介護スタッフが担わなければならないことが多く、国で周知している「資格確認書」についても、国保滞納者に対する「資格証明書」との違いに市民の理解が難しい場合もあり、国をはじめ市の周知が極めて不十分と言わざるを得ず、今後ますます混乱が予想される。
問：マイナ保険証を持たない市民に対して交付される資格確認書について、市民にわかりやすく周知を求める。
答：昨年の12月と8月に「保健だより」で周知した。今年の8月からはマイナ保険証か、資格確認書によって医療機関にかかることになると、周知に努める。
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